“タクシー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
自動車25.0%
貸自動車25.0%
車25.0%
辻自動車25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自動車（タクシー）に、毎日毎日乗り廻してあんなにすつかり重役のつもりになつたりなんかして……あの頃のことでしたよ。
竹藪の家 (新字旧仮名) ／ 坂口安吾(著)
ルパンはやや暫くの間沈思していたが、突然、戸外（そと）へ飛びだして、急いで貸自動車（タクシー）に飛び乗った。
水晶の栓 (新字新仮名) ／ モーリス・ルブラン(著)
堀田は、しつかりと伴れの腕をおさへたまゝ車（タクシー）を呼び止めた。
露路の友 (新字旧仮名) ／ 牧野信一(著)
その詞に躍り上つてそこへ駈けつけると、ソオルは件の辻自動車（タクシー）運轉手ヘルベルグを發見した。早速老人の人相を語り聞かせると、運轉手は合點しながら
死の接吻：スウェーデンの殺人鬼 (旧字旧仮名) ／ 南部修太郎(著)