“エクスタシー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
恍惚境33.3%
法悦33.3%
心神顛倒16.7%
恍惚16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、早熟ませた葉子への執着が、き切れなくなった時に彼が見つけたのは、あの煎餅のかけらが産んだ、恐ろしい恍惚境エクスタシーだった。
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
いや平次ばかりでは無く、廣間の疊の上に並んだ、百人あまりの信者達も、兩手を合せ、何やら小聲に稱へ乍ら、全くの恍惚境エクスタシーに陷つて居るではありませんか。
宗教というと、理想を未来の遠方に置き、現実生活の煩わしさを避け、独り行い澄まして法悦エクスタシーに入るもののように思いされやすくあります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
されどもついにその苦行の無益をさとり山を下りて川に身を洗い村女のささげたるクリームをとりて食し遂に法悦エクスタシーを得たのである。今日こんにち牛乳や鶏卵けいらんチーズバターをさえとらざるビジテリアンがある。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
また、心神顛倒エクスタシーは表情で見当がつくし
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
自動車の意志は、さながら余に乗りうつって、臆病者おくびょうものも一種の恍惚エクスタシーに入った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)