“ゐんれう”の漢字の書き方と例文
語句割合
飮料100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そそぎ出すに用ゐたりと見ゆる土噐唇にれたりと見ゆる土噐の容量ようりやう比較的ひかくてきに小なるは中に盛りたる飮料ゐんれう直打ねうち湯水よりはたふときに由りしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
湯水の他の飮料ゐんれうとは如何なるものなりしや。鳥獸魚介てうぢうぎよかいの煑汁も其一ならん。草根木實そうこんもくじつよりりたる澱粉でんふんたるものも其一ならん。或はさけたる嗜好品しこうひん有りしやも知る可からず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
以上の二種の土器どきは或る飮料ゐんれうをば飮み手の口にうつす時に用ゐし品の如くなれど、土瓶どびん或は急須きうすひとしく飮料をたくわへ置き且つ他の器にそそむ時に用ゐし品とおもはるる土噐も數種すうしゆり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)