“ろうほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
隴畝57.1%
老圃14.3%
老鋪14.3%
隴畆14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十日辰後に客舎を発し、難波橋を渡り天満てんまの天神へいたり、巳時十䨇じふさう村に到る。此地平遠にして青田広濶なり。隴畝ろうほの中数処に桔槹井けつかうせいを施て灌漑の用をなす。十䨇川を渡り尼崎城下をすぐ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
しかし内宮神事の唄の意は、阿婆良気は七島よりなるといえど側なる毛無島を合算すると八島となるというらしく毛無と阿婆良気は別だ。孔子もわれ老圃ろうほかずといった。
「京都著名老鋪ろうほ財数十万戸主家系由緒身健品正風采紳士さけ不嗜たしなまず店雇人十数工場雇人数十ははろういもうとかす弟分家無係累むけいるい
嫁取婿取 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
たとい健婦の鋤犂じょれいるあるも、隴畆ろうほに生じ東西なし。いわんやまた秦兵しんぺい苦戦に耐うるをや。駆らるること犬と鶏とに異ならず。長者問うことありといえども、役夫あえて恨みを伸べんや。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)