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りょくは
ふりがな文庫
“りょくは”の漢字の書き方と例文
語句
割合
緑波
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緑波
(逆引き)
雫
(
しずく
)
ばかりの音もせず——獅子はひとえに
嬰児
(
みどりご
)
になった、
白光
(
びゃくこう
)
は
頭
(
かしら
)
を
撫
(
な
)
で、
緑波
(
りょくは
)
は胸を
抱
(
いだ
)
いた。何らの
寵児
(
ちょうじ
)
ぞ、
天地
(
あめつち
)
の大きな
盥
(
たらい
)
で
産湯
(
うぶゆ
)
を浴びるよ。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
金殿玉楼
(
きんでんぎょくろう
)
その影を
緑波
(
りょくは
)
に流す処
春風
(
しゅんぷう
)
に
柳絮
(
りゅうじょ
)
は雪と飛び
黄葉
(
こうよう
)
は
秋風
(
しゅうふう
)
に
菲々
(
ひひ
)
として舞うさまを
想見
(
おもいみ
)
れば
宛
(
さなが
)
ら青貝の
屏風
(
びょうぶ
)
七宝
(
しっぽう
)
の古陶器を見る如き色彩の眩惑を覚ゆる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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