“りやうめい”の漢字の書き方と例文
語句割合
兩名100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掛て急ぐ程に僅かに五十日許りにて荒増あらまし出來上り建具屋たてぐや疊張付たゝみはりつけ諸造作しよざうさく庭廻にはまはりまで全く普請は成就して壯嚴美々敷調ひけりよつて本多源右衞門と南藏院の兩名りやうめいにて普請ふしん出來せし旨を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
兩名りやうめい炭燒すみやきが、同一おなじ雪籠ゆきごめつてふうめられたやうになり、二日ふつか三日みつか貯蓄たくはへもあつたが、四日目よつかめから、あは一粒ひとつぶくちにしないで、くまごと荒漢等あらをのこら山狗やまいぬかとばかりおとろへ、ひからせて
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)