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りくちようじだい
さて
古墳の
中から
出る
鏡は、ちょうど
漢から
六朝時代の
鏡でありまして、その
裏面、
顏を
寫す
面の
反對面には、たいてい
圓い
鈕があつて、その
周圍にはいろ/\の
模樣が
刻まれてゐます。
さて
支那では
周のすゑ
秦の
時代頃から、
鏡が
作られてゐたらしいのでありますが、
漢の
時代になつてから
非常にたくさんに
作られ、
六朝時代を
經て
唐の
時代まで、
盛んに
立派な
鏡が
現れましたが