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りきゅうがた
ふりがな文庫
“りきゅうがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
利休形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利休形
(逆引き)
房の切れた、男物らしいのを細く巻いたが、左の袖口を、ト乳の上へしょんぼりと
捲
(
ま
)
き込んだ
袂
(
たもと
)
の下に、
利休形
(
りきゅうがた
)
の
煙草入
(
たばこいれ
)
の、裏の
緋塩瀬
(
ひしおぜ
)
ばかりが色めく、がそれも
褪
(
あ
)
せた。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
怖々
(
こわ/″\
)
上
(
あが
)
って縁側伝いに参りまして、居間へ通って見ますと、
一間
(
いっけん
)
は床の間、
一方
(
かた/\
)
は
地袋
(
じぶくろ
)
で其の下に
煎茶
(
せんちゃ
)
の器械が乗って、桐の
胴丸
(
どうまる
)
の
小判形
(
こばんがた
)
の火鉢に
利休形
(
りきゅうがた
)
の
鉄瓶
(
てつびん
)
が掛って
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その時まだ「出」の姿で居たといえば、水車の裾模様を二枚重さねて、帯は吾妻錦、
襦袢
(
じゅばん
)
は
緋
(
ひ
)
の
紋壁
(
もんかべ
)
にしおぜの白
半襟
(
えり
)
、芸子髷に金の竹輪を掛け、
花笄
(
はなこうがい
)
に平打の
銀簪
(
ぎんかん
)
、櫛は
白鼈甲
(
しろ
)
の
利休形
(
りきゅうがた
)
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
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