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よッぽど
ふりがな文庫
“よッぽど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
余程
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余程
(逆引き)
此分だと、
余程
(
よッぽど
)
何か変った事が、例えば、火事とか大地震とかがあって、人心の常軌を逸する場合でないと、隔ての関を破って接近されなくなりそうだ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
番人も
酷
(
むご
)
いぞ、頭を壁へ叩付けて置いて、
掃溜
(
はきだめ
)
へポンと
抛込
(
ほうりこ
)
んだ。まだ
息気
(
いき
)
が
通
(
かよ
)
っていたから、それから一日苦しんでいたけれど、
彼犬
(
あのいぬ
)
に
視
(
くら
)
べればおれの方が
余程
(
よッぽど
)
惨憺
(
みじめ
)
だ。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
アイじゃ
可笑
(
おかし
)
いわ、ウンというンだわ、と教えられて、じゃ、ウンと言って、
可笑
(
おかし
)
くなって、
不覚
(
つい
)
笑い出す。此方が勘ちゃんに頭を
打
(
は
)
られるより
余程
(
よッぽど
)
面白い。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
むかしの幸福。今の苦痛……苦痛は兎角免れ得ぬにしろ、懐旧の念には責められたくない。昔を
憶出
(
おもいだ
)
せば自然と今の我身に引比べられて
遣瀬無
(
やるせな
)
いのは
創傷
(
きず
)
よりも
余程
(
よッぽど
)
いかぬ!
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
余程
(
よッぽど
)
下宿しようかと思った、が、思ったばかりで、下宿もせんで、
為
(
さ
)
せられる儘に靴磨きもして、
而
(
そう
)
して国元へは其を隠して居た。少し妙なようだが、なに、妙でも何でもない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
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