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遣瀬無
ふりがな文庫
“遣瀬無”の読み方と例文
読み方
割合
やるせな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やるせな
(逆引き)
恋に焦がれつつある、一人の
女性
(
にょしょう
)
が、その恋を強いてほんのり包もうとして、
悶
(
もだ
)
えている
遣瀬無
(
やるせな
)
さを、察してやることが出来るのだった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
むかしの幸福。今の苦痛……苦痛は兎角免れ得ぬにしろ、懐旧の念には責められたくない。昔を
憶出
(
おもいだ
)
せば自然と今の我身に引比べられて
遣瀬無
(
やるせな
)
いのは
創傷
(
きず
)
よりも
余程
(
よッぽど
)
いかぬ!
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
一首の意は、物ごころがつき、年ごろになって、母の
哺育
(
ほいく
)
の手から放れて以来、こんなに切ないことをしたことはない、というので、恋の
遣瀬無
(
やるせな
)
いことを歌ったものである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
遣瀬無(やるせな)の例文をもっと
(5作品)
見る
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
瀬
常用漢字
中学
部首:⽔
19画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
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“遣瀬無”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
三上於菟吉
斎藤茂吉
泉鏡太郎
永井荷風
泉鏡花