“成瀬無極”の読み方と例文
読み方割合
なるせむきょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんまり人形が美しいので、成瀬無極なるせむきょく氏や山田一夫氏にも宿へ来て貰って観て貰った。雨が降っていた。肩さきがぬれるほどな細かな雨だった
田舎がえり (新字新仮名) / 林芙美子(著)
林芙美子はやしふみこ女史が北京の旅の帰りに京都へ寄った。秋の夜だった。成瀬無極なるせむきょく氏と一緒に私の家へ見えた。
小唄のレコード (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
先生が京都で講義せられていたときのことを後に成瀬無極なるせむきょく氏から聞いたことがある。
露伴先生の思い出 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)