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音無瀬
ふりがな文庫
“音無瀬”の読み方と例文
読み方
割合
おとなせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとなせ
(逆引き)
音無瀬
(
おとなせ
)
の水が
憩
(
やす
)
らかによる鷺ヶ淵は、まだ
峯間
(
みねあい
)
から朝の陽も覗かないので、ほのかな暁闇の漂う中に、水藻の花の息づかいが、白い水蒸気となってすべてを夢の世界にしていた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水馬の術などは、その馬の性状を生かすのが主意で、重い
鎧
(
よろひ
)
を着けた人間が、馬に泳がして貰ふ術といつても宜い——まして
音無瀬
(
おとなせ
)
と言はれた名馬が、橋から落ちたくらゐのことで容易に死ぬ筈はない
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
音無瀬(おとなせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
瀬
常用漢字
中学
部首:⽔
19画
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吉川英治
野村胡堂