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おとなせ
ふりがな文庫
“おとなせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
音無瀬
66.7%
音無頼
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
音無瀬
(逆引き)
音無瀬
(
おとなせ
)
の水が
憩
(
やす
)
らかによる鷺ヶ淵は、まだ
峯間
(
みねあい
)
から朝の陽も覗かないので、ほのかな暁闇の漂う中に、水藻の花の息づかいが、白い水蒸気となってすべてを夢の世界にしていた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水馬の術などは、その馬の性状を生かすのが主意で、重い
鎧
(
よろひ
)
を着けた人間が、馬に泳がして貰ふ術といつても宜い——まして
音無瀬
(
おとなせ
)
と言はれた名馬が、橋から落ちたくらゐのことで容易に死ぬ筈はない
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
おとなせ(音無瀬)の例文をもっと
(2作品)
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音無頼
(逆引き)
その輝やかしい出世を眼の前にして、祖先の墓にも詣で、親類の誰彼にも吹聽するつもりで、日頃自慢の飼馬『
音無頼
(
おとなせ
)
』に乘つて出かけたのは四日前の朝。
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
おとなせ(音無頼)の例文をもっと
(1作品)
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