“よこだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
横抱100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう、とっさのあいだおとこおもいました。かれは、財布さいふをはたいて、五りょうでその仏像ぶつぞういました。そして、それを横抱よこだきにして、大急おおいそぎでむらしてかえってきました。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
とかくは檜舞臺ひのきぶたひたつるもをかしからずや、あかぬけのせし三十あまりの年増としまざつぱりとせし唐棧とうざんぞろひに紺足袋こんたびはきて、雪駄せつたちやら/\いそがしげに横抱よこだきの小包こづゝみはとはでもしるし
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)