“ようふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妖婦56.5%
楊阜13.0%
妖巫13.0%
養父8.7%
孕婦4.3%
陽膚4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さまざまな男からお前はほんとの妖婦ようふだなどと言われて、自分の肉体はそんなにまで男に強い刺撃しげきを与えるものかと、次第に自覚した後熟練を積み
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
楊阜ようふは心のうちに深く期すものがあるので、表面は従っていたが、ある時、馬超に告げて、数日の休暇を願った。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
文徳実録もんとくじつろくに見える席田郡むしろだごおり妖巫ようふの、その霊転行てんこうして心をくらい、一種滋蔓じまんして、たみ毒害を被る、というのも噉心の二字が吒祇尼法の如く思えるところから考えると、なかなか古いもので
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
インドのパンジャブで伝うるは、孕婦ようふの影、蛇に懸れば、その蛇盲となると(『パンジャブ随筆問答雑誌』一)。
孟氏もうし陽膚ようふを司法官に任用した。陽膚ようふは曾先生に司法官としての心得をたずねた。曾先生はいわれた。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)