“バンパイア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妖婦50.0%
吸血鬼50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで、色がくっきりと白く、一妖婦バンパイア味がただよっていた。折梅おりうめの染小紋の着物を、すそを引いて着ていた。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「ううん。わたし、誘惑するの。わたし、こう見えても妖婦バンパイアよ。」
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「そんな日本物の妖婦バンパイアはダメだよ。」
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「ホラ御覧なさい。ビックリするでしょう。ホッホッホ。あの人が昨夜ゆんべ入院した時の騒ぎったらなかってよ。何しろ歌原商事会社の社長さんで、不景気知らずの千万長者で、女盛りの未亡人で、新聞でも大評判の吸血鬼バンパイアと来ているんですからね」
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)