“ようが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
洋画25.0%
雍雅25.0%
幼芽25.0%
要駕25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼく洋画ようがたいのですが、叔父おじさんもごらんなさいませんか。」と、学生がくせいは、いいました。
町の真理 (新字新仮名) / 小川未明(著)
学生がくせいは、美術館びじゅつかんに、いまひらかれている洋画ようが展覧会てんらんかいたいとおもったのです。
町の真理 (新字新仮名) / 小川未明(著)
褻畫淫曲は、拙なるも猶人を動かすが、之に反して高尚な畫や雍雅ようがの曲は、巧なるも猶俗眼俚耳の賞するところとはならぬ。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
雍雅ようがにして卑俗ならざるもの、醇正にして邪侈ならざるものは、其の中に存するところの者の堂々凛々として汪溢し儼在する有る以上は、皆以て吾が張る氣を誘發して共鳴的作用を起し
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
一つの種皮の中に子葉しよう貝割葉かいわれば)、幼芽ようが幼根ようこんからはいが二個もしくは数個あることで、そこでこれを地にいておくと一つの種子から二本あるいは数本の仔苗しびょうえ出てくることで
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
一、七月九日一通り大原公の事、鯖江要駕ようがの事等を申立てたり。はじおもえらく、これらの事幕にもすでに諜知すべければ、明白に申立てたる方かえってよろしきなりと。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)