“やどな”の漢字の書き方と例文
語句割合
宿無100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て出で來れば重四郎は見て其所へるのは彌十か是は重四郎樣と云ふ時手招てまねぎして畔倉こゑひそめコレ彌十今手に掛けし此奴等はみな宿無やどなしなれど此死骸このしがいが有ては兎角後が面倒めんだうなり何と此奴こいつ等を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
八つ、宿無やどな野良のらいぬ
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
やせたあまりおおきくないめすいぬであったが、宿無やどないぬというので、そのいぬがお勝手かってもとへくると、どこのいえでもみずをかけたり、いしげつけたりしました。
野菊の花 (新字新仮名) / 小川未明(著)