“もほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
模倣83.3%
摸倣12.5%
摸傚4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
模倣もほうというものはおかしいものである。友人の模倣を今度は自分が模倣した。自分に最も近い人の口調はかえって他所から教えられた。
泥濘 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
個性の内の拍子に乗ってあらわれる生命も、此を見出してくれる人がない間は、一種の技工として、意識せられ、当人のしばしば同一手法に安住することは勿論、追随者によって摸倣もほうせられるのである。
歌の円寂する時 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
その動力どうりよくつね石油發動力せきゆうはつどうりよくにあらずば、電氣力でんきりよくさだまり、艇形ていけい葉卷烟草形はまきたばこがたて、推進螺旋スクリユーつばさ不思議ふしぎよぢれたる有樣ありさまなど、いつもシー、エヂスン氏等しら舊套きゆうとう摸傚もほうするばかりで