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摸倣
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もほう
ふりがな文庫
“
摸倣
(
もほう
)” の例文
少し気が
咎
(
とが
)
めるが、絵が巧く出来たのだから、まあ我慢することにしよう。こういう時に、創意は
摸倣
(
もほう
)
の集積なりという言葉は、ちょっと便利である。
南画を描く話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
個性の内の拍子に乗って
顕
(
あらわ
)
れる生命も、此を見出してくれる人がない間は、一種の技工として、意識せられ、当人の
屡
(
しばしば
)
同一手法に安住することは勿論、追随者によって
摸倣
(
もほう
)
せられるのである。
歌の円寂する時
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
これを
摸倣
(
もほう
)
とも運搬とも解してしまう者があろうが、ともかくも一方には文字の資料があって、他の一方で既に常民の意識の底に沈潜したものを、ここではしっかりと現世の生活に
繋
(
つな
)
ぎ付けている。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
摸
漢検準1級
部首:⼿
13画
倣
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“摸”で始まる語句
摸
摸索
摸型
摸傚
摸写
摸様
摸寫
摸造
摸樣
摸牌