“もとほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モトホ
語句割合
𢌞50.0%
徘徊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこより入りでまして、走水はしりみづの海を渡ります時に、その渡の神、浪をてて、御船を𢌞もとほして、え進み渡りまさざりき。
ここにやまとにます后たち、また御子たちもろもろ下りきまして、御陵を作りき。すなはち其地そこのなづき田匍匐はらば𢌞もとほりて、みねなかしつつ歌よみしたまひしく
汝等いましたち八鹽折やしほりの酒を、また垣を作り𢌞もとほし、その垣に八つの門を作り
「いきどほり」は怒りて發する能はず、氣の屯蹇ちゆんけんして徘徊もとほりて已まざる「いきもとほり」の約ででも有らう。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)