“めいせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
名声77.8%
名政11.1%
名聲11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、この法師ほうしには、「みみなし法一ほういち」というあだ名がつき、びわの名手めいしゅとして、ますます名声めいせいが高くなりました。(昭2・6)
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
当時の社長は沼間守一ぬましゅいち、主筆は島田三郎、会計係は波多野伝三郎はたのでんざぶろうという顔触かおぶれで、編輯員には肥塚龍こえづかりゅう、青木ただす、丸山名政めいせい荒井泰治あらいたいじの人々がいた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
今日こんにち世界せかいゆうする地震學參考書ぢしんがくさんこうしよ中堅ちゆうけんをなすものであつて、これ事業じぎようは、日本地震學會時代につぽんぢしんがつかいじだいおい專有せんゆうしてゐたわがくに名聲めいせいはづかしめなかつたといへるであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)