“むねもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗誠50.0%
胸元33.3%
宗翰16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帯刀宗誠むねもとも同じ二十二歳、もう二人の子があり、第三子が生れようとしているが、神経がこまかすぎるし、躰格たいかくに似ず、どこかにもろいところがある。
見るとひとしく挨拶あいさつもせざる中に長八に獅齒付しがみつき胸元むねもととつ捻居々々ねぢすゑ/\こゝな市之丞殿の恩知らず御前の置て行たる金ゆゑ夫文右衞門は盜賊のうたがかゝりて召捕めしとられ入牢となりし無實の災難夫になんぞや去暮中御奉行所へ紙屑買を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
水戸家は良公宗翰むねもとが明和二年に世を去つて、文公治保はるもりの世になつてゐた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
水戸家は成公宗堯が享保十五年に去つて、良公宗翰むねもとの世になつてゐた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)