“みぎわき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
右脇50.0%
右側25.0%
右傍25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路上には敬二郎と松吉と平吾との三人が馬から下り立って、くつわを左手に掴み、鉄砲を右脇みぎわきに構えて戸口をにらんでいた。
恐怖城 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
高座こうざ右側みぎわきには帳場格子ちょうばごうしのような仕切しきりを二方に立て廻して、その中に定連じょうれんの席が設けてあった。それから高座のうしろ縁側えんがわで、その先がまた庭になっていた。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
……其の門内もんないへつツと入ると、真正面の玄関の右傍みぎわきに、庭園におもむ木戸際きどぎわに、古槐ふるえんじゅ大木たいぼくむねおおうて茂つて居た。
雨ばけ (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)