“まよなか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真夜中49.5%
真夜半38.7%
眞夜中10.8%
眞夜半1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これがわたしにはきみょうに思えたし、それとともに、売り買いをするのにこんな真夜中まよなかの時間をえらんだということもふしぎであった。
私は真夜半まよなかに、地下室の蒲団ふとんの中で、ふと目を覚まし、高い窓からさし込む月の光を見て、何かしらハッとして、思わず起き上りました。
目羅博士の不思議な犯罪 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
乃至ないし眞夜中まよなかうまたてがみ紛糾こぐらからせ、また懶惰女ぶしゃうをんな頭髮かみのけ滅茶滅茶めちゃめちゃもつれさせて、けたら不幸ふかう前兆ぜんてうぢゃ、なぞとまするもマブが惡戲いたづら
讀者よ、それは月曜の晩だつたのだ——眞夜半まよなかぢかくである——私も同じくあの不思議な呼び聲を聞いたのは。そしてあの言葉は私がそれに答へて云つた言葉の通りなのだ。
「そしてそれはこの間の月曜の晩で、眞夜半まよなか近くだつたのですのね?」