“またたくま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瞬間75.0%
一瞬時12.5%
瞬時12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山山鳴動して峰の雪、こずえの雪、谷の雪、一斉に舞立つ折は一寸先見え難く、瞬間またたくまみちうずめ、はぎうずめ、鼻のあなまで粉雪吹込んで水におぼれしよりまだ/\苦し
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
彼は一瞬時またたくま斯く思うた。而して今にも泣き出しそうな四囲あたりの中を、黙って急いだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
瞬時またたくまにして日本国に到るべしと、虚空に向って呼吸いきを吐けば
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)