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まさむね
ふりがな文庫
“まさむね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
正宗
89.5%
政宗
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正宗
(逆引き)
困って居ると友達が酒飲みに行かんかというから、直に
一処
(
いっしょ
)
に飛び出した。いつも行く神保町の洋酒屋へ往って、ラッキョを
肴
(
さかな
)
で
正宗
(
まさむね
)
を飲んだ。
酒
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
はま
鍋
(
なべ
)
、あをやぎの
時節
(
じせつ
)
でなし、
鰌汁
(
どぢやうじる
)
は
可恐
(
おそろ
)
しい、せい/″\
門前
(
もんぜん
)
あたりの
蕎麥屋
(
そばや
)
か、
境内
(
けいだい
)
の
團子屋
(
だんごや
)
で、
雜煮
(
ざふに
)
のぬきで
罎
(
びん
)
ごと
正宗
(
まさむね
)
の
燗
(
かん
)
であらう。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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政宗
(逆引き)
宗藩の祖である
政宗
(
まさむね
)
公がまだ
跼蹐
(
きょくせき
)
した頃、これはその居城であった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
いったいここの藩祖
政宗
(
まさむね
)
公というのは、ちょっとハイカラなところのあった人物らしく、慶長十八年すでに
支倉
(
はせくら
)
六右衛門常長を特使としてローマに派遣して他藩の保守
退嬰派
(
たいえいは
)
を
瞠若
(
どうじゃく
)
させたりなどして
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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