“ぼんじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
凡人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ナポレオンはナポレオン、凡人ぼんじんは凡人さ。お互は子供を立派に育て上げる外に何も能がないようだ」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
備えておられたのでござりましょうなかなか凡人ぼんじんには真似まねられぬことでござりますただ盲目になられてからはほかに楽しみがござりませぬので一層いっそう深くこの道へお這入はいりなされ
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
きゝ不屆ふとゞきなる奴輩やつばらなり其許そのもと若年にして今の働き勿々なか/\凡人ぼんじんの業とは思はれず天晴農民のせがれにはめづらしき者なり某しは豐後府内の浪人にて後藤ごとう五左衞門秀盛入道ひでもりにふだういひ無刀流の劔術を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)