“ほうさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
豊作50.0%
方策30.0%
呆作10.0%
豐作10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「このくわは、わたしねんをいれて、どうか今年ことし豊作ほうさくであってくれるようにと、かみさまにいのってつくったくわなんだから、なかなかしっかりできている。」
おじいさんとくわ (新字新仮名) / 小川未明(著)
そりア、富籤と違ツて、屹度きっと釣れる保証をするです。若し君が往くとすれば、僕は必勝を期して、十が十まで、必ず釣れる方策ほうさくに従ふから、大丈夫です。
元日の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
おれみたよな、腑抜ふぬけの呆作ほうさくは、人のためになったことなんて、一回もありゃせん。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
しや神樣のいかりに觸れるやうなことがあつたら、都家みやこやとは町内の交際つきあひを絶つといふことにまでなつたけれど、幸ひに秋から冬にかけて惡い病も流行はやらず、近在きんざいみな豐作ほうさくで町もうるほふたから
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)