“ふんすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
噴水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらくゆくと、すこしひろいところがあって、大きな木が四五本うわっていて、そのなかに、ちいさな噴水ふんすいがありました。
銀の笛と金の毛皮 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
けんとははなれぬところへ、あかたまと、しろたまげるおもちゃの噴水ふんすいや、ばね仕掛じかけのお相撲すもう人形にんぎょうる、露店ろてんならんでいたのでした。
青い草 (新字新仮名) / 小川未明(著)
噴水ふんすいが大理石の水盤すいばんの中でぴちゃぴちゃ音をたてているところではどこでも、わたしはその水にうかんでいる都市のおとぎばなしを聞いているような気がします。