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ふとこ
ふりがな文庫
“ふとこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懐
80.0%
懷
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懐
(逆引き)
江戸三
金貸
(
かねか
)
しの一軒と、指を折られる、大川屋と言う富豪の塀外を、秋の夜の、肌寒さに肩先をすくめるようにして
懐
(
ふとこ
)
ろ手。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
二人はいつの間にか制帽を
懐
(
ふとこ
)
ろの中にたくしこんでいた。昼間見たら
垢光
(
あかびか
)
りがしているだろうと思われるような、厚織りの紺の
暖簾
(
のれん
)
を
潜
(
くぐ
)
った。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ふとこ(懐)の例文をもっと
(32作品)
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懷
(逆引き)
懷
(
ふとこ
)
ろを見ると大きい財布に小判が五枚と小粒で二兩あまり。これを殘して行くところを見ると、物盜りでないことはあまりにも明かです。
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
夜でも競うて父親の
懷
(
ふとこ
)
ろに眠らうと力めて居るといふ有樣、それが實に今年八歳と十歳になる女の子の行爲である。
一家
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
ふとこ(懷)の例文をもっと
(8作品)
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