“ふしくれだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
節榑立66.7%
節塊立33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年寄りはそれは御苦労なこったという顔をしてうなずいて、その節榑立ふしくれだった指さきで、もとの同僚の遺児いじの頬を不憫そうに撫でた。トシは人見知りをしない子で、すぐあいそ笑いをした。
夕張の宿 (新字新仮名) / 小山清(著)
この節榑立ふしくれだった杖一本で沢山だ。
おほかぶさつてるまゆ山羊やぎのやうで、あかはな佛頂面ぶつちやうづらたかくはないがせて節塊立ふしくれだつて、何處どこにかう一くせありさうなをとこ
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
おおかぶさってるまゆ山羊やぎのようで、あかはな仏頂面ぶっちょうづらたかくはないがせて節塊立ふしくれだって、どこにかこう一くせありそうなおとこ
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)