“ふきと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吹飛50.0%
拭取50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うはつても、小高こだか場所ばしよゆきつもつたのではありません、粉雪こゆき吹溜ふきだまりがこんもりとつもつたのを、どつかぜこそぎにはう吹飛ふきとばしてはこぶのであります。ひとふたつのすうではない。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
なかなかどうして、歯科散しかさんが試験薬を用いて、立合たちあいの口中黄色い歯から拭取ふきとった口塩くちしおから、たちどころに、黴菌ばいきんを躍らして見せるどころの比ではない。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)