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びやうびじん
ふりがな文庫
“びやうびじん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
病美人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
病美人
(逆引き)
今一人は十八か、九には
未
(
いま
)
だと思はるるやうの
病美人
(
びやうびじん
)
、顔にも手足にも血の気といふもの少しもなく、透きとほるやうに
蒼白
(
あをしろ
)
きがいたましく見えて、折から世話やきに来てゐたりし、差配が心に
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
主
(
ぬし
)
は
男
(
をとこ
)
とも
女
(
をんな
)
とも
人
(
ひと
)
には
見
(
み
)
えじと
思
(
おも
)
ひしげなれど、
乘
(
の
)
り
居
(
ゐ
)
たるは
三十許
(
さんじふばかり
)
の
氣
(
き
)
の
利
(
き
)
きし
女中風
(
ぢよちゆうふう
)
と、
今
(
いま
)
一人
(
ひとり
)
は
十八
(
じふはち
)
か、
九
(
く
)
には
未
(
ま
)
だと
思
(
おも
)
はるゝやうの
病美人
(
びやうびじん
)
、
顏
(
かほ
)
にも
手足
(
てあし
)
にも
血
(
ち
)
の
氣
(
け
)
といふもの
少
(
すこ
)
しもなく
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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