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ひっさら
ふりがな文庫
“ひっさら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引攫
76.0%
引浚
24.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引攫
(逆引き)
一人
(
いちにん
)
の悪者が島田髷の女を捕えて
打擲
(
ちょうちゃく
)
するのみならず、娘の持ったる包を
引攫
(
ひっさら
)
って逃げ
行
(
ゆ
)
きました。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「脱走武士なんかがやって来て、軍用金だといって、
引攫
(
ひっさら
)
って行ってしまうじゃアありませんか。……親方ア金持だというからそこんところを余程うまくやらねえと。……」
甲州鎮撫隊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ひっさら(引攫)の例文をもっと
(19作品)
見る
引浚
(逆引き)
巾着ぐるみ有金を
引浚
(
ひっさら
)
い、死骸は弁天の池ン中へ
投
(
ほう
)
り込んだのは私の仕業だ、そればかりでなく、娘を殺す
前
(
めえ
)
に、段々様子を聞くと、
宅
(
うち
)
に奉公をして居た粂之助と云う者は
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いけ
年
(
どし
)
を
仕
(
つかまつ
)
った、学芸記者が
馴
(
な
)
れない軽口の
逃
(
にげ
)
口上で、帽子を
引浚
(
ひっさら
)
うと、すっとは出られぬ、ぎっしり詰合って飲んでいる、めいめいが席を開き、座を立って
退口
(
のきぐち
)
を譲って通した。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひっさら(引浚)の例文をもっと
(6作品)
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