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ひぜんや
ふりがな文庫
“ひぜんや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
肥前屋
50.0%
皮癬病
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肥前屋
(逆引き)
偖又
其頃
(
そのころ
)
兩換町に
島屋
(
しまや
)
治兵衞とて兩替屋ありけるが
肥前屋
(
ひぜんや
)
小兵衞は此家へ
度々
(
たび/\
)
兩換の事にて行店の者にも
心安
(
こゝろやす
)
く成て
篤
(
とく
)
と樣子を窺ふに概略勝手も
分
(
わか
)
りしかば是ぞ
好
(
よか
)
らんと思ひ仁左衞門へ島屋の事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
又々
博奕
(
ばくえき
)
に
引懸
(
ひきかゝ
)
り肥前屋小兵衞方にて貰ひし
彼
(
かの
)
六兩は殘らず
負
(
まけ
)
て仕舞元の通りの
手振
(
てぶり
)
となりけれ共
綿入
(
わたいれ
)
羽織ばかりは殘り有事故種々
思案
(
しあん
)
なし此上は如何共
詮方
(
せんかた
)
なければ元へ立歸るより外なしと本町二丁目なる
肥前屋
(
ひぜんや
)
小兵衞の方へ行御
免下
(
めんくだ
)
されと店へ
上
(
あが
)
るゆゑ番頭大に
困
(
こま
)
り
折角
(
せつかく
)
の御出に候へども主人小兵衞儀は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ひぜんや(肥前屋)の例文をもっと
(1作品)
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皮癬病
(逆引き)
障子の影に細長い
向脛
(
むこうずね
)
が二本立ったまま
微
(
かす
)
かに動くのが見える。主人はうーん、むにゃむにゃと云いながら例の赤本を突き飛ばして、黒い腕を
皮癬病
(
ひぜんや
)
みのようにぼりぼり
掻
(
か
)
く。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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