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ひきしりぞ
ふりがな文庫
“ひきしりぞ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
引退
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引退
(逆引き)
十文字に攻めたりける、四郎左近太夫
大勢
(
たいぜい
)
なりと雖も、一時に破られて
散々
(
ちりぢり
)
に、鎌倉をさして
引退
(
ひきしりぞ
)
く
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その一言に、双方、兵を収めてついに
引退
(
ひきしりぞ
)
いた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不器用
(
ぶきよう
)
なればお
返事
(
へんじ
)
のしやうも
分
(
わか
)
らず、
唯々
(
たゞ/\
)
こ〻ろぼそく
成
(
な
)
りますとて
身
(
み
)
をちゞめて
引退
(
ひきしりぞ
)
くに、
桂次
(
けいじ
)
拍子
(
ひようし
)
ぬけのしていよ/\
頭
(
あたま
)
の
重
(
おも
)
たくなりぬ。
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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