“ばんごや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
番小屋71.4%
哨舍14.3%
番小舎14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どくらしい。……一々いち/\、そのぽぷらに間近まぢか平屋ひらやのある、あらものばあさんを、つじ番小屋ばんごやからすのは。——こゝでわかつた——植木屋うゑきや親方おやかただ。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その他は皆けづり成せる斷崖にして、その地勢拿破里に向ひて級を下るが如く、葡萄圃と橘柚オレンジ橄欖オリワの林とは交る/″\これを覆へり。岸に沿へる處には、數軒の蜑戸たんこ一棟むね哨舍ばんごやとを見る。
(とにかく、牧場があるなら、番小舎ばんごやがあるだろう)
馬の顔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)