“ばつぐん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拔群57.1%
抜群42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引取れたり折柄をりから太守たいしゆには岡山ざい城中なれば家老中からうちう對面有て此度このたび手柄てがら拔群ばつぐんなりと賞美しやうび有りてとほからず岡山表へ差下さしくだすべき旨申渡され夫より五日程すぎて又家老中より奉書ほうしよ到來たうらい致し明朝みやうてう江戸表發足ほつそく有べし尤も道中警固けいごの爲足輕あしがる十人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さう居ふ寅吉は、胸の中に百兵衞の大きい身體と、その拔群ばつぐんの手足を考へて居るのでした。
寝具も調度もいたって粗末ですが、お房の美しさは、死もまた奪う由もなく、それはまことに抜群ばつぐんのものでした。
「おお、二機も、やっつけたか。それは抜群ばつぐんの手柄じゃ。よし、あとで、褒美ほうびをやろう。昇進も上申してみるぞ」
地底戦車の怪人 (新字新仮名) / 海野十三(著)