“はちや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蜂谷36.8%
蜂屋21.1%
鉢屋15.8%
八弥10.5%
八矢5.3%
峰谷5.3%
蜂矢5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
——久世くぜ(大和守)侯から召されまして、蜂谷はちや六左衛門と長沼善兵衛がまいりましたところ、これまでの取次衆は。
それを蜂谷はちやという小姓こしょうが聞きとがめて、「おぬし一人がそう思うなら、撃ってみるがよい」と言った。
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
という態度で書簡を通じていたし、中川瀬兵衛、高山右近、池田信輝、蜂屋はちや頼隆等、みな同様に心を寄せていた面々である。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
加うるに、大坂表から参加した神戸かんべ信孝、丹羽にわ長秀、蜂屋はちや頼隆の総勢約八千をれたので、総計すると、
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鉦打かねうち茶筅ちゃせんの徒はもとより、しゅくとか、鉢屋はちやとか、唱門師しょうもんじとか、犬神人いぬじにんとか、エタとか、番非人とか
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
山陰地方に鉢屋はちやと呼ばれたものもやはりハチで、土師はじの義であると解せられる。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
と、加山耀蔵ようぞうは、八弥はちやの注意を聞きながしながら、敢然と、男の手もとへ飛びこんだ。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
南町奉行所の同心、波越八弥はちやと、加山耀蔵ようぞうの二人だった。どっちも元気がいい、鋭敏なまなざしをもち、若手として、働きざかりである。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此地の口碑によれば、昔はヱタに長利派、八矢はちや中間なかまの三種族あつたが、後に皮田といふ一種族新に起り、専ら獣類の皮を取り扱ふ様になつた、云云。
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
木曾路から中津川辺へかけては熱心な同門のものもある、清内路せいないじの原信好のぶよし馬籠まごめの青山半蔵、中津川の浅見景蔵、それから峰谷はちや香蔵なぞは、いずれも水戸の人たちに同情を送るであろうと言って見せるのは伴野から来た連中だ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「それはね、私の同郷の先輩でね、蜂矢はちや十六という人なんだ」
四次元漂流 (新字新仮名) / 海野十三(著)