“清内路”の読み方と例文
読み方割合
せいないじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこまで行くと、水戸浪士の進んで来た清内路せいないじも近い。清内路の関所と言えば、飯田藩から番士を出張させてある山間やまあいの関門である。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
暮れないうちに早く馬籠を立たせ、すくなくもその晩のうちに清内路せいないじまでは行くことを教えねばならなかった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
義髄と前後して上洛した清内路せいないじの先輩原信好のぶよしが神祇伯白河殿に奉仕して当道学士に補せられたことと言い、義髄が同じ白河家から地方用人を命ぜられたことと言い
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)