“はたごだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旅籠代85.7%
旅宿代14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御待おまち申さんかと後藤始め三人の旅籠代はたごだい二十日分十九くわん五百文金となして三兩と二百五十文に相成候といひつゝ書付かきつけを差出しけるに夫婦はかほを見合せ暫時しばらくこたへもなかりしかば手代は樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とどこお旅籠代はたごだいの催促もせず、帰途かえりには草鞋銭わらじせんまで心着けた深切なうちだと言った。が、ああ、それだ。……おなじ人の紹介だから旅籠代を滞らして、草鞋銭を貰うのだと思ったに違いない。……
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
わたしければ兩人は悦び旅宿代はたごだい勿論もちろん醫師いし藥禮等やくれいとうに至る迄殘らず半四郎より勘定致し翌朝よくてうは朝早く起出て支度を調とゝの夫々それ/″\あつ暇乞いとまごひに及び後藤半四郎は新藤夫婦を同道どうだうなし熊谷を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)