“はしらどけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柱時計85.7%
柱時鐘14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事務室の柱時計はしらどけいがゆっくり、十時をうった。次郎はかぞえるともなくその音をかぞえていたが、かぞえおわると、やにわに立ちあがった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「えゝてよ」と柱時計はしらどけいると、もう四時よじちかくである。御米およねは「四時よじ五時ごじ六時ろくじ」と時間じかん勘定かんぢやうした。小六ころくだまつてあによめかほてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
柱時鐘はしらどけい見詰みつむれば、はりのコムパス、搾木しめぎ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
柱時鐘はしらどけい見詰みつむれば、はりのコムパス、搾木しめぎ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)