“のと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
能登97.9%
2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば能登のと鹿島かしま郡で六七月の頃にチーフレー、チーフレーと啼く鳥を慈悲心鳥じひしんちょうだというが、その点は私には判断が出来ない。
去年の夏だ、八田潟はったがたね、あすこから宇木村うのきむらへ渡ッて、能登のと海浜かいひんしょうさぐろうと思って、うちを出たのが六月の、あれは十日……だったかな。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
現今ミヅシ(かがのと)、メドチ(南部)、ミンツチ(蝦夷)など呼ぶは河童なれど、最上川と佐渡の水蛇く人を殺すといえば(『善庵随筆』)