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のっき
ふりがな文庫
“のっき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
乗切
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗切
(逆引き)
棒同然な物で
大海
(
たいかい
)
を
乗切
(
のっき
)
るのでありますから、虫の
匍
(
は
)
うより遅く、そうかと思うと風の為に追返されますので、なか/\
捗取
(
はかど
)
りませぬ。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
維新前に、どこかの殿様が行列を正して
西丸
(
にしのまる
)
近所を通って
登城
(
とじょう
)
するさい、外国人が乗馬でその行列の
鼻
(
はな
)
を
乗切
(
のっき
)
った。殿様はもとよりその従者も
一方
(
ひとかた
)
ならず
憤慨
(
ふんがい
)
し、
殿
(
との
)
はただちに通訳を
召
(
め
)
し
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
馬は良し
乗人
(
のりて
)
は上手でぽん/\
乗切
(
のっき
)
って
頓
(
やが
)
て小原山の
中央
(
なかほど
)
へ参りますと、
湯殿山
(
ゆどのさん
)
と
深彫
(
ふかぼり
)
のした供養塔が有ります、
大先達
(
だいせんだつ
)
喜樂院
(
きらくいん
)
の建てました物で
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
山三郎は馬も上手でございますから鞍へひらりと
跨
(
またが
)
りまして、最初は心静かにポカ/\とだくを乗りまして、陣屋前から
大ヶ谷
(
おおがや
)
町を過ぎて、鴨居の浦を
乗切
(
のっき
)
りまして、此処らは
難所
(
なんじょ
)
ですが
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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