“ぬまち”の漢字の書き方と例文
語句割合
沼地100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沼地ぬまちの中に埋もれ、山に閉ぢ籠められて——神に授けられた自分の本性は違背ゐはいせられ、天から與へられた自分の才能は麻痺され——役立たずにされて
そなたもへび脱殻ぬけがら——丁度ちょうどあれにうすうすかわが、竜神りゅうじんからだからけてちるのじゃ。竜神りゅうじん通例つうれいしッとりした沼地ぬまちのようなところでそのかわぎすてる……。
このきたなどぶのやうな沼地ぬまちを掘返しながら折々をり/\沙蚕ごかひ取りが手桶を下げて沙蚕ごかひを取つてゐる事がある。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)