“にんじょうみ”の漢字の書き方と例文

語句	割合
人情味	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

天狗（てんぐ）の生活（せいかつ）に比（くら）べたら、女人禁制（にょにんきんせい）の禅寺（ぜんでら）、男子禁制（だんしきんせい）の尼寺（あまでら）の生活（せいかつ）でも、まだどんなにも人情味（にんじょうみ）たっぷりなものがありましょう。

人霊（じんれい）では、ややもすれば人情味（にんじょうみ）があり過（す）ぎて、こちらの世界（せかい）の躾（しつけ）をするのに、あまり面白（おもしろ）くないようでございます。

私（わたくし）などは修行（しゅぎょう）も未熟（みじゅく）、それに人情味（にんじょうみ）と言（い）ったようなものが、まだまだ大（たい）へんに強過（つよす）ぎて、思（おも）い切（き）ってきびしい躾（しつけ）を施（ほどこ）す勇気（ゆうき）のないのが何（なに）よりの欠点（けってん）なのです。