“にんぎょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
人魚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うみなかには、人魚にんぎょというものがすんでいるということだが、そのおとこは、このふえ人魚にんぎょくのでないかとさえおもったのです。
三つのかぎ (新字新仮名) / 小川未明(著)
なが年月としつきあいだはなしをする相手あいてもなく、いつもあかるいうみおもてをあこがれて、らしてきたことをおもいますと、人魚にんぎょはたまらなかったのであります。
赤いろうそくと人魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「うまいはずだ。人間にんげんではない、人魚にんぎょいたのだもの。」と、おじいさんは感嘆かんたんして、おばあさんとはないました。
赤いろうそくと人魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)