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にようぼ
ふりがな文庫
“にようぼ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
女房
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女房
(逆引き)
「
磐安
(
ばんあん
)
さんがわたしを
女房
(
にようぼ
)
に持つてくれぬかしら」とは、たかの
屡
(
しば/\
)
口にした所であつた。推するに橋わたしは石川であつたかも知れない。当時
懐之
(
くわいし
)
の家は富裕であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
氷屋が
彼方此方
(
あつちこちら
)
で大きい声を出して客を呼んで居る中へ、屋台に吊つて太鼓を叩いて菓子
売
(
うり
)
が来た辻に留つて背の高い男と、それよりも少し年の上のやうな色の黒い
女房
(
にようぼ
)
とが
住吉祭
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
長屋中の
女房
(
にようぼ
)
が長雨に着古したつぎはぎの汚れた襦袢や腰卷や、又は赤兒の
襁褓
(
おしめ
)
や下駄
傘
(
からかさ
)
、臺所の流しなぞを、氣の
狂
(
ちが
)
つたやうな
凄
(
すさま
)
じい勢で、洗つたり干したりして、大聲に話して居る
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
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(16作品)
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