トップ
>
にでふ
ふりがな文庫
“にでふ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二疊
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二疊
(逆引き)
駈
(
か
)
け
込
(
こ
)
むやうに、
門外
(
もんそと
)
の
柳
(
やなぎ
)
を
潛
(
くゞ
)
つて、
格子戸
(
かうしど
)
の
前
(
まへ
)
の
梅
(
うめ
)
を
覗
(
のぞ
)
くと、
二疊
(
にでふ
)
に
一人
(
ひとり
)
机
(
つくゑ
)
を
控
(
ひか
)
へてた
書生
(
しよせい
)
が
居
(
ゐ
)
て、はじめて
逢
(
あ
)
つた、
春葉
(
しゆんえふ
)
である。十七だから、
髯
(
ひげ
)
なんか
生
(
は
)
やさない、
五分刈
(
ごぶがり
)
の
長
(
なが
)
い
顏
(
かほ
)
で、
仰向
(
あふむ
)
いた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
にでふ(二疊)の例文をもっと
(4作品)
見る